御樋代木奉迎行事～６月９日 於・神戸

こんにちは。鈴鹿市にあります、カイロプラクティックのお店　なごみや　の店長きり です。

６月９日に、地元・鈴鹿市神戸の神戸宗社（神館飯野高市本多神社）にて、第63回神宮式年遷宮に伴う御樋代木奉迎行事が行われました。





式年遷宮の行事ですので、20年に１回。鈴鹿市では初。もちろん、神戸でも初の行事です。

１年以上前から、なんとなくそわそわし始めまして、催行が決定してからはお役目の皆さんが大忙しで準備を進めてくださいました。
メイン行事は御木曳なのですが、奉迎として地域の各お祭りの神賑行事もあります。
店長は毎度おなじみ石取祭りで参加です。

我が町は当日、朝７時40分集合。
８時に祭車庫出発。
８時半から宗社前の神戸本通りに、お出迎えの配置。

で、予定では、御神木が鈴鹿川を渡った時点で１回連絡が来て、鈴鹿市駅の踏切を渡った時点で鉦鼓開始だったのですが…。
先の滞在地点からの出発が遅れたようで、時間に余裕が。

それなら、と、お友だちと一緒に、御木曳の記念品と日の丸の小旗が頂けるという受付に行きましたら、「配ってくれる？」と袋いっぱい頂戴したので、町内や沿道の皆さんにお配りしたり。
町ごとに記念撮影していただいたり。

そうこうしている内に、鈴鹿川通過の連絡が入り、叩き出しの配置へ。

我が北萱町の太鼓三打で開始ということで、一番太鼓のお兄さんも、合図を出す祭事委員長のお兄さんも、さらにその前の合図を出す青年連盟の若い子も、緊張しながら連絡を待ちます。
店長は、しれっと鉦の配置へ。

で、合図が出て、鉦鼓が開始されたのですが、なっかなか御神木が到着されません。
今か今かと待ち構えている内に、店長が請け負ったお仕事の時間も過ぎていることに気づきまして…。
実は、餅屋の方に、立石餅を宗社へお届けするご注文が入っていまして、「でしたら御神木御到着次第ダッシュして、９時半くらいにお届けします！」とか言っていたのに、気づいたら９時40分。
大慌てで輪を抜け出し、御神木御到着を拝見するのは諦めながら、立石餅をお届けに。
ちなみに宗社からもち久まで、裏道で200メートルくらいです。
で、なんとか、お届けして、祭車に戻りましたら、御神木、まだでしたー。
いいんかな？

９時50分過ぎ外宮さん御神木到着。



続いて、内宮さん御神木到着。



すぐに祭車の向きを変えまして、内宮さん御神木御出立をお見送りします。

外宮さん御神木が宗社境内に入り、ここからしばらくは境内で御神事や神賑行事です。
同時に、こちらは休憩タイム。
久しぶりに会えた町内の人や、お友だちとしばし談笑です。
旦那さまも、一段落した工場を抜け出して、ちょっろっと見学にやってきました。



順番が来て、石取祭りの曳揃え鉦鼓。
その後すぐに、御木曳の配置に入ります。

当初、時間はかなり押していましたが、ほぼ予定通りの12時に御木曳開始。

北萱町は、伊勢神宮と神戸宗社にゆかりのある倭姫命の造り物を祭車に載せていますので、皆さまのご厚意により、有難いことに先導先頭を曳かせていただきました。
さらにその前を、神職さんがお祓いをなさいながら歩いて行かれます。

もう、大感動の画です。大感動なのに、うちの町はギリギリの人数で参加していて、撮影の余裕がなかったので写真がありません…。
（これは、後日、お祭り好きのユーチューバーさんたちがあげてくださった動画で補完できました。ユーチューバーさん、ありがとうございます。）



御清めの雨も降りだしました。

ここで、１年前から、北萱町祭事委員が構想を練って準備をしてくれた、姫専用の雨具が大活躍です。
姫は絶対濡らしたくない。
でも、御神木を先導させていただくなら、姫は絶対出したい。

季節は梅雨。
たぶん、おそらく、絶対降る。
大正解でした。流石です。
そして、不安定な祭車の上で、テキパキと雨具を装着してくれた男性陣にも感謝です。



御清めの雨を受けながら、鈴鹿市役所に到着。
御木曳の綱が回収され、最後の石取鉦鼓奉納。

宮司さんの音頭のもと、万歳三唱でお見送りです。

内宮さん御神木もそうでしたが、外宮さん御神木も特等席でお見送りさせていただきました。

もう、本当に本当に、貴重で有難い経験をさせていただきました。
ご参加の皆さま、関係者の皆さま、お疲れさま＆ありがとうございました。

地元ケーブルテレビで、当日の様子もご紹介いただいております。
　⇒　【ケーブルNews】鈴鹿市で御樋代木を迎える

ちなみに姫は、御足もとの足袋だけ濡れちゃいましたが、他は無事でした。
今は、御召替えをなさって、別荘でお休み中です。

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